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あすか葬祭ブログ

【ブログ】運命的な葬儀、嘘のような本当の話し。

私が以前勤めていた葬儀社であった、嘘のような本当の話し。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが

病院、お寺、老人ホーム等にはそれぞれ出入りの葬儀社なんていうものがあったりします。

葬儀社の仕事の特性上、24時間いつ葬儀のご依頼がくるのか読めないため

誰かしらが宿直と呼ばれる、待機をしております。

私が宿直業務をしていた病院では一週間交代で、何と10社の葬儀社が出入りをしておりました。

月曜日0時〜翌週の月曜日0時まで、このようなイメージです。

ちなみに10社のうち、5社が勤めていた葬儀社の期間です(これに関しては完全なコネです)

24時間いつ呼ばれるのか分からない中での当番業務に加え、そこからご遺族の方へ葬儀の営業をし利益をあげる。

これが体力的にも、精神的にも大変です。

私の居た会社では慢性的な人手不足であったため

病院業務〜営業〜お見積もり〜ご葬儀〜集金〜アフターサービス

これら全てを担当者が一任して行っておりました。

営業に関してはある種、巡り合わせもありますが

私は引きが強く、一人で最大7件の葬儀担当を日程調整しながらこなした事がありました。

人手不足なので仕方がないと言い聞かせておりましたが、あまり良いことではありません。

今はこのような無茶はしておりませんので、ご安心ください。

病院の大小、救急指定病院であるかなどにより忙しさは全く異なりますが

22時間病院から出られないなんて言う日もありましたし散々体調も崩しましたが、良い経験をさせてもらったなと今は思っています。

そんな中、当番も後12時間で終わると言う日曜日の昼下がり。

小児病棟からの連絡が入りました。

準備も整い病棟へお迎えにあがると、見覚えのある若い女性。

病室で目が合い、数秒間時が止まったような感覚の後

先輩ですか?と声をかけられ、やっぱりそうだ。

亡くなった男の子の母親は、私の専門学校時代の後輩の女の子だったのです。

あまりの偶然に驚きましたが、先ずは霊安室にご移動しますねと声をかけ移動します。

話しを聞くと葬儀社を手配していたようだったのですが、私に葬儀をお願いしたいと言ってくださりそのままお見積もり。

亡くなられたお子様は、通夜当日までご自宅に。

東京都内ではご自宅へ戻られる方は大分減ってきたように思いますが、やはりご自宅が一番安心出来ますよね。

ご自宅で納棺をし、沢山のぬいぐるみや思い出の品々をお納めし当日を迎えました。

お通夜では約200名の会葬者様が弔問に訪れました。

もちろん告別式にも沢山の会葬者様が。

故人様と喪主様のお人柄ですね。

どのご葬儀も特別なものですが、今回のようなケースは初めての経験でした。

後一日ズレていたら、お会いすることが無かった訳です。

一つ一つの経験が私の糧になり、今に至ります。

このお式から早数年が過ぎましたが、私としても忘れることが出来ない思い出話しでした。

因みにもう一件、似たようなお話しがありますのでそれはまたの機会に。

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