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あすか葬祭ブログ

【ブログ】香典の金額、マナーについて

香典には故人様へのご供養と、葬儀という急な出費に対する助け合いの意味があります。

香典の相場は、自身と故人様との関係性や年齢・立場などによって変わります。

そこで今回は、故人様との関係性や年齢ごとの香典の相場を一覧で紹介します。

但しあくまでも目安であり、地域によって相場は異なる点に注意しましょう。


「こんな方にオススメの記事です」

・香典にいくら包むべきかお悩みの方

・香典袋の書き方を知りたい方

・香典を渡す際のマナーを知りたい方


「目次」

・香典の相場は?

・一周忌の香典相場は?

・香典を準備する際の注意点

・香典袋の書き方

・香典袋へのお金の入れ方・包み方

・香典を渡す時の流れとマナー

・香典を辞退されている場合はどうする?


・香典の相場は?

香典の相場(親族の場合)

20代 30代 40代~
両親 3万円~10万円 5万円~10万円 5万円~10万円
兄弟姉妹 3万円~5万円 5万円 5万円
祖父母 1万円 1万円~3万円 3万円~5万円
叔父叔母 1万円 1万円~3万円 3万円~

故人が兄弟・姉妹の続柄であれば、3万円~5万円が香典の相場です。

自身が20代なら3万円程度、30代以上なら5万円程度を包みます。

義理の兄弟・姉妹にあたる配偶者の兄弟・姉妹であっても相場は同程度です。

故人が祖父母の続柄であれば、1万円~3万円が香典の相場です。

自身が20代なら1万円程度、30代以上で1万円~3万円程度を包みます。

故人が叔父・叔母の続柄であれば、1万円~2万円が香典の相場です。

生前に親しい間柄であった場合を除いて、年齢に関わらず1万円を包むことが多いようです。

上記以外の近くない親族であれば、5千円~1万円が香典の相場です。

生前に関わりが深かった場合、30代以上で3万円程度包むこともあります。

叔父・叔母や、その他の親族の場合は、血縁関係の近さだけではなく

生前に親しい関係であったかどうかによって、相場が変わることもあります。

但しどのケースも、地域や家庭によって異なる場合があることに注意してください。


香典の相場(友人・近所の方の場合)

20代 30代 40代~
友人知人 5千円 5千円~ 1万円 5千円~ 1万円
近所の方 3千円~ 5千円 3千円~ 1万円 3千円~ 1万円

故人が友人や知人の場合は、5千円~1万円が香典の相場です。

自身が20代なら5千円程度、30・40代なら1万円程度を包みます。

故人との生前の関わりの深さによって金額に違いが出てくることに注意しましょう。

とても親しい間柄の友人であった場合には、年齢に関わらず1万円以上包むケースもあります。

また、お世話になった先生や友人の両親

近所の方が亡くなった場合は、3千円~1万円が香典の相場です。


香典の相場(上司・同僚の場合)

20代 30代 40代~
上司 5千円 5千円~ 1万円 1万円~
上司家族 5千円 5千円~ 1万円 1万円~
社員同僚 5千円 5千円~ 1万円 1万円~
同僚家族 3千円~ 5千円 3千円~ 1万円 3千円~ 1万円

故人が仕事・職場関係者の場合は、5千円~1万円が香典の相場です。

自身が20代なら5千円程度、30代なら5千円〜1万円程度、40代以上なら1万円程度です。

金額については会社の方と話し合って決めることをオススメします。

金額は多ければよいというわけではなく、遺族が受けとって困ることがないように配慮しましょう。

また、個人で香典を出さずに複数人で連名にする場合は金額など事前によく相談しておくと良いです。


・【一周忌】香典の相場は?

葬儀だけではなく、一周忌などの年忌法要においても香典は必要です。

ここからは、一周忌法要における香典の相場を関係性ごとに紹介します。

香典の相場(親族の場合)

両親 1万円 ~ 5万円
兄弟・姉妹 1万円 ~ 5万円
祖父母 5千円 ~ 3万円
叔父・叔母 5千円 ~ 1万円

故人が親であれば1万円~5万円

故人が兄弟・姉妹、祖父母、叔父叔母の続柄であれば、1万円~3万円が香典の相場です。

上記以外の親族で、1万円~3万円が香典の相場です。

但しどのケースも、地域や家庭によって異なる場合があります。


香典の相場(配偶者の親族の場合)

配偶者の両親 1万円 ~ 5万円
配偶者の兄弟・姉妹 1万円 ~ 5万円
配偶者の祖父母 5千円 ~ 3万円
配偶者の叔父・叔母 5千円 ~ 1万円

故人が配偶者の両親(義理の両親)

兄弟・姉妹(義理の兄弟・姉妹)・配偶者の祖父母(義理の祖父母)

いずれの場合も相場は1万円~3万円です。

但しどのケースも、地域や家庭によって異なる場合があります。

・香典を準備する際の注意点

香典を準備する際、金額以外にも注意点があります。

ここからは「香典を包まないケース」「香典では渡さないほうがよい金額」「香典の金額に合った不祝儀袋」の選び方について解説します。

・香典を包まないケースもある

親に扶養されている人は親が香典を包むので、自分で香典を用意する必要はありません。

但し親と同居していても社会人になっている場合には、香典を包むのが一般的です。

自分が喪主である場合や、葬儀費用を負担する場合には香典を包まなくて良いとされています。

・香典では渡さないほうがよい金額

香典に包む金額を決める際は、その数字にも注意しましょう。

一般的に、お札の枚数は割り切れない数にするのがマナーです。

つまり、1万円の場合は5千円札を2枚ではなく、1万円札を1枚包みます。

偶数は割り切れるため「亡くなった方との関係が割り切れる(無関係になる)」事を意味するからです

また4は「」を、9は「」を連想させるため4千円と9千円も避けた方が良いとされています。

日本人はこのような数字やマナーに敏感なので、親族の気持ちをさらに落ち込ませることのないよう配慮する必要があります。

・香典の金額に合った不祝儀袋の選び方

不祝儀袋は包む香典の金額によって選ぶと丁寧です

金額 選ぶ不祝儀袋
5千円 水引が印刷されている略式の袋
1万円~2万円 黒白か双銀(水引が7本~10本)の水引の袋
3万円~5万円 双銀の水引(10本以上)の袋
10万円 以上 大判でひだ折りのある、高級和紙が使われている袋

・香典のマナーを知っておきましょう

香典は、故人様の供養とご遺族への援助という二つの意味を持つ大切なものです。

・香典袋の書き方

お金を包む香典袋に書く文字のことを「表書き」といいます。

普段、手紙やはがきを送るときと違い

相手の宗教によって書き方を変えるなど、本来は細かいルールに則って書く必要があります。

事前に宗派を確認しておくと良いですが

あまり現実的ではないので、一般的な表書きや中袋の書き方について解説します。

・仏教の場合

香典を渡す相手が仏教を信仰している場合は、仏式のマナーに沿って表書きを記入します。

水引き上部の中央に「御香典」または「御霊前」と縦に記載しましょう。

この二つのほか「御仏前」「御香料」「御弔料」といった言葉を記入する場合もあります。

「御仏前」は四十九日以降に使われる言葉です。

四十九日よりも前に香典を渡すときは「御霊前」を使用しましょう。

浄土真宗では「即身成仏」の考え方に基づき、「御霊前」は使用しません。

四十九日の前後に関わらず「御香典」か「御仏前」と記載します。

「御香典」はどの場合でも使えますので、迷われた時は「御香典」にされると良いです。

・神道の場合

神道の表書きには「御榊料」「御玉串料」「御神饌料」などがあります。

仏式でも使われる「御霊前」でも問題ありませんが、神道と分かっているのであれば上記のものを選びましょう。

この時、仏式の香典袋である蓮の花が描かれた袋を選ばないようにしてください。

・キリスト教の場合

キリスト教では香典のことを

「御花料(おはなりょう)」と言います。

表書きの言葉はプロテスタント・カトリックで各々異なりますが、どちらか確信がもてない場合は「御花料」を使用しましょう。

その他、プロテスタントは「忌慰料」・カトリックでは「御ミサ料」といった表書きも用いられます。

プロテスタントは十字架カトリックはユリの花か十字架が描かれたものが適切です。

店頭などで見当たらない場合は、白色無地の封筒を使用しても問題ありません。

・宗教が分からない場合

宗派を問わない「御香典」を使用しましょう。

表書きの言葉が不適切だからといって、香典を受け取ってもらえないということはまずありません。

香典を用意する前に宗派を確認しておくと安心ですので、可能であれば確認しましょう。

・香典袋の下段を書く時のマナー

香典袋の水引きの下には自身の名前を書き「誰からの香典」か、明らかにします。

書き方は、上段の言葉と同列となるよう中央部に氏名を記載します。

会社名や肩書きは、右側に少し小さく書きます。

これらはどの宗派でも同様です。

二名以上の連名となる場合は、最も目上の方の氏名を右側に記入します。

他の一名~二名の名前は順に左へ連ねます。

夫婦や親子など苗字が同じであれば、二人目以降は名前のみ記入します。

友人や同僚の場合は五十音順に書くのが一般的です。

人数が三名以上になる場合は、代表者一名の氏名を中央に記載し

左側にひと回り小さい字で「外一同」と記入しましょう。

更に、別紙を用意して全員分の氏名を書いて香典袋に同封します。

・中袋を書く時のマナー

香典袋の中に入れる「中袋(中包み)」の表面には金額を、裏面には氏名と住所を記載します。

但し 金額については裏面に書くという考え方もあるため「表面に記入するのは気が引ける」と感じる場合は、住所と共に裏面に記載します。

金額は漢字で記入しますが「三千円」「一万円」といった簡略漢数字ではなく

「参仟圓」「壱萬圓」と旧漢字で記入しましょう。

中袋を入れない場合もありますが、家族や親しい友人でなければ用意しましょう。

・香典袋へのお金の入れ方・包み方

香典袋のお札の入れ方にもマナーがあります。

また、封筒型の香典袋を使用しない場合は正しい方法で包む必要があります。

最低限守るべきマナーやその理由と意味を理解して、急な事態にも焦らず対応できるよう覚えておきましょう。

・お札を入れる向き

香典袋にお札を入れる際は、その向きに注意しましょう。

人物が描かれている面が表、反対側が裏です。

まず、お札の裏表と向きを揃えましょう。

そして、相手が香典袋の表面を向けてお金を取り出したときに、お札の裏面が見えるように入れます

上下は人物が描かれたほうを下へ向けましょう。

お札を取り出したときに、人物の絵を最後に見るような入れ方で包みます。

・上包みの包み方

香典袋が封筒タイプではない場合は、上包み(または表包み)でお金を包みます。

中袋がある場合は中袋を

無い場合はお札を中央に置き、右・左の順に間隔が均等になるよう折ります。

三つ折りになったら、下・上の順に折り返します。

順番を間違えると下から折ったものが、上側にきてしまうため注意しましょう。

完成すると裏から見た時に、上から被さっているような状態になるはずです。

この形には「亡くなった人の親族・友人みんなの悲しみを流していく」という意味が込められています。

包み方の意味を理解しておくと、急に必要になった時でもスムーズに準備できます。

・香典を渡す時の流れとマナー

実際に香典を渡すときには、挨拶とともに相手を気遣うお悔みの言葉をかける必要があります。

形式的な言葉でなくても、こちらの気持ちが伝わるような言葉を選びましょう。

ここからは、香典を渡すときの流れについて紹介していきます。

・受付で香典を渡す場合

一般的に香典は記帳後に受付で渡します。

この時、香典袋を裸の状態で取り出すのはマナー違反です。

香典は弔用または慶弔両用の袱紗(ふくさ)に予め包んで、持参しましょう。

渡す時に香典袋を取り出して袱紗をたたみ、自分から見て正面となるように持った香典袋の下に重ねます。

受付台にスペースがある場合は、たたんだ袱紗をその上に置いても問題ありません。

相手に渡す直前に、相手から見て正面になるよう回転させます。

言葉はなくとも失礼にはなりませんが、お悔みの一言を添えると良いでしょう。

・受付がない場合の香典の渡し方

受付が設けられていない場合は、喪主または遺族に直接手渡します。

渡し方は受付の方法と同じで問題ありませんが、お悔みの言葉は必ず添えるようにしましょう。

具体的例としては「この度はご愁傷さまです」「お悔やみ申し上げます」等です。

お悔やみの言葉は定型文で簡潔に伝え、声をかける時は小さな声で話しましょう。

・他人から香典を預かっている場合

他人から香典を預かった時は、受付でその旨を伝えます。

一連の渡し方は通常と同様で、代理であってもお悔みの言葉を伝えます。

・郵送で香典を渡す場合のマナー

当日に現地まで足を運べない場合は、直接渡せないため郵送することになります。

「遠方の親族の訃報が急に入った」という場合は、仕事の都合でやむを得ない方も少なくありません

香典には現金が包まれているため

通常のポスト投函ではなく、専用の現金書留封筒に入れて「現金書留」で郵送します。

送り先は喪主様のご自宅です。

多忙ですぐに用意できない場合でも、早い段階(一週間以内目安)に届けられるようにします。

また、香典袋には現金の他に手紙を同封しましょう

お悔やみの言葉、葬儀に参列出来ず申し訳ないという旨を記載するのがマナーです。

香典辞退の場合はどうする?

故人の遺言や葬儀形式の多様化により、遺族が香典を辞退する場合があります。

参列者に負担をかけたくない、香典返しの手間をなくしたいなど遺族が考えることもあります。

ここからは、遺族が香典辞退をしている場合の対応について解説します。

・香典の持参は控える

遺族が香典を辞退している場合には、その意向を尊重して香典の持参は控えるのがマナーです。

無理に渡そうとすると迷惑をかけてしまうので注意しましょう。

但し、親族間の場合は渡すケースもあります。

香典は受付では渡さずに、別の場所で直接渡しましょう。

・弔意を示したい場合は、供物や供花を贈る

香典以外で弔意を示したい場合は供花や供物、線香を送りましょう。

但し 供物や供花も辞退している場合もありますので、事前に遺族に確認を取る必要があります。

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